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【医の話15】医のあり方—ヒトと自然(1)

【医の話15】医のあり方—ヒトと自然(1)

私達の住む地球は沢山の生命を育んでいる星だ。

恐らく太陽系が属している天の川銀河の中でもダントツのDNA博物館であると思う。多種多様な存在達が、その種のままに生きる為には調和と共生が必要となる。

ヒト以外は、その生存の仕方を通して私達ヒトに知恵を提供してくれる。自然との共生、そして変異、そして絶滅と。

ヒトは… 「自由意志」の名の下でやりたい放題をくり返してきた。人間が変えてきた自然の姿。幾多の種が絶滅に追いやられ、大気も海も土壌も変化し、日常的に異常な気温変化や天候を私達は体験している。

確かに、地球の歴史の中では著しい変化が休むことなく続いている。

さて,太古の時代、地殻が安定するまでには殆どが無機物だけの世界で、マグマが冷え、ミネラル豊富な水(海水)が徐々に増え、熱気残る大気と地球の自転による渦に雲が出来て雨となっていた。大きな水星が何度も降り注ぎ、海面は地球全土を覆う程になった(のかも?)。地球は冷えつつあって、大陸プレートが形成され地殻内部では浮き草のような押し合いへし合いが生じ、応力による隆起が始まった。古典的逸話によると、最初に海面に現れた大地はアフリカのタンザニアにあるメル山(Mt.Meru)であるとのこと。

火と風と水と土(映画「フィフスエレメント(5つの要素)」で、もう1つは愛)達が創り上げてきた自然は気の遠くなりそうな、そしてゆったりとした時の流れで形成されてきたものだ。

その自然の中でアミノ酸、DNA、藻類、菌類…ウイルス、バクテリア…割愛…ヒトが創造されてきた。生命達は環境の変化に応じ、そしてありとあらゆる可能性を模索するかの如く、変異と進化をくり返し、共生と調和の術を駆使してきたのである。

ところで、ウイルス達はいつから地球上に棲息しているのだろう。確かな説は無い。しかしウイルス達はホスト(宿主)がいないと存続できない。したがって、自分の複製を作るためのDNA、RNAを持つ真核生物が必要となる。酸素を放出してくれたシアノバクテリアは原核生物であり、私達人間は真核生物の一種である。真核生物の登場は恐らく26億年前だと思う。〈27億年前の頁岩(けつがん)から、真核生物のものと思われる有機物が見つかっている〉人類の登場は? 色々な説があるが、私は1750万年前だと思っている。  (つづく)

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