丸山所長のメッセージ(2003年)
2003年6月
(ユーマーク)は、unity、universeを表現したものです。「全にして一なるもの、 一にして全なるもの」・・・今まで二極的だった(そう思っていた)ものが、妙にバランスのとれた調和と、それらを包含する一なるも のに帰することを識る時、大いなる喜びが生ずるものである。・・・そんな思いで創りました。
2003年7月
インディゴチルドレンの詩「生きる」
生きる その戦いの中で 一時休息の場を求める
しかし 宙を舞う花粉の如く
雲は流れ 風は吹き 人は生きる
一滴の水に喉を潤し
一筋の光に救いを見
一辺の言葉に愛を探す
16才 登校拒否児
2003年8月
「健康」って何?
どこにも通院していないこと?
何年も風邪を引かないこと?
快眠・快食・快便?
身体も心も軽やかで爽やかな気分でいること?
持久力があって、物事を集中して遂行できること?
自分は健康だと思えること?
健康の定義は、各々の認識や、印象で異なるように思います。規定することは難しいですね。
そのうち、「これだ!」と思える定義(真理)に到達できればいいのに・・・。と思い悩みながらも、「good conditionに向けて」何回かシリーズでコメントを載せていきます。
シリーズ1 呼吸(その1)横隔膜の運動
普段、ほぼ無意識に吸ったり吐いたりしている息ですが、1日に数回、思いっきり息を吐いてみましょう。その直後は無理に息を吸うのではなく、身体全体をリラックスさせて、自然に空気が肺の中に入っていくのを意識しましょう。食後や、満腹感のある時は避けて下さい。
2003年9月
シリーズ1 呼吸(その2)リラックス
…どんな姿勢でも可能ですが、腰掛けてやるのが楽です。
- まず全部、息を吐きます。
-
次に、ゆっくり自然に息を吸います。
これを4カウントで行います(1カウントは1秒位を目安に始めましょう)。 - 7カウント、息を止めます…止めるというよりは静止するという感じです。喉に力を入れたり、鼻の奥を閉じたりせずに、気道を解放したまま、呼吸をしません(これは、ちょっと難しいかもしれません。腹部と胸部をじっとさせてみて下さい)。
- ゆっくり腹式で8カウントで息を吐きます。最後まで出し切りましょう。
- 以上、1〜4を繰り返して3分位続けます。
ポイント
- 速いカウントで繰り返したり、長い時間行っていると過換気になることもありますので注意して下さい。
- 初めは1カウント1秒位で行い、3分位で終了にしましょう。
- 1日に1回から数回、1ヵ月、2ヵ月と毎日、続けて行えば、1カウントが2秒〜3秒と、段々長くできるようになってきます(1カウントが2秒位になると、2分間で約3回の呼吸になります)。そのような長い1呼吸になっても、5分位で終了させましょう。充分リラックスできます。
2003年10月
シリーズ1 呼吸(その3)呼吸を意のままに
一般的に、腹式呼吸と言えば、吸う時に下腹部(臍)を突き出すように膨らませ、吐く時に臍を背中に付けるようにへこましますが、逆にやってみましょう。
かなり、腹筋力を必要とします。でも、無理せず、まず、半分位の呼吸量で、練習しましょう。胸部の呼吸筋が強くなり、横隔膜も強化されます。
2003年11月
シリーズ1 呼吸(その4)呼吸を活かす—呼吸とイメージ
私達は生誕後の産声から、ほぼ休むことなく、息を吸ったり、吐いたりしています。緊張したりすると、浅い肩呼吸になったり、くつろいでいる時などは、ゆったりとした腹式呼吸になっていたりします。逆に、ゆっくりとした呼吸をすると、リラックスしてきます。そこで、呼吸を活かして、自分のコンディションづくりに役立てることができます。
私は呼吸に意識を向ける時には、3つの点に気をつけています。
- 吸い込む空気は、生気に満ち、きらきらとしたエネルギーであるとイメージする。(陽光の中の霧のような…)
- 吸っている時や、吐いている時には、意識を呼吸に向けず、吸→吐、吐→吸の切り替えのポイントにのみ、呼吸を意識する。
- この肉体すべてが、肺であるかのように、身体中に、吸気がめぐって浄化しているとイメージする。
2003年12月
今年は、初雪が遅いですね。過ごし易いけど、ちょっと寂しいような気もします。
今月はシリーズをお休みして、最近の座右の銘を紹介します。
「全て善き事、唯自然」
それでは、良いお年をお迎え下さい。