丸山所長のメッセージ
Allの意味
開院20周年の記念品として患者様に配布させて頂いているエコバックの英文について、
May All be the best for All
2006年12月の所長のメッセージにある「すべてがすべてのものにとって最善でありますように」の英訳です。
通常、英文中の大文字は固有名詞やGod(神)、I(私)に使用されるものなので、違和感を覚えられた方がいるかもしれません。
私の真意は、この世界に存在する、すべてのものは相関性がある、または多少なりとも影響し合うものだと表現したかったのです。それら全てを含む、そして互換性のあるAllなのです。
例えば
山が川にとって最善でありますように
逆に
川が山にとって最善でありますように
そして
私があなたにとって最善でありますように
逆に
あなたが私にとって最善でありますように
そして
精神が肉体にとって最善でありますように
逆に
肉体が精神にとって最善でありますように
…
キリがないです。
森羅万象、この宇宙の創生から続く摂理を大切にしたいと思います。
2023年6月13日
丸リハ…名前の由来
私はリハビリという言葉が好きだ。関連する単語としてre(再び) habit(習慣) habilitate(矯正教育する)rehabilitate(復興・復権) rehabilitation(更正)が挙げられる。そして私のメモ帳のタイトルは「霊性覚醒」で、そこでは生涯のテーマとしてのspiritual rehabilitationに関する考察を展開している。
それらの思いを日頃の診療で忘れないように、また、勤務してくれている医師達にも、その概念を活かしてほしいという願いから、医院の名前を「丸山リハビリテーション診療所」にしたのだが… 長くて言いにくい!
患者さん達は「マルちゃん」とか「丸リハ」とかを呼称にしている。私はそれらをとても気に入っていて、普段使いは丸リハにしている。
私の人間観は、幾度となくメッセージで語っているが、現代社会で最も重視したいものは、人を人たらしめている精神性である。人の心理は揺らぎ、おぼつかないものであるが、一段高みへ、もしくは深い内省に意識を向けると、精神の根源にある不変の霊性(spirit)に気付くものだ。
願わくば、世界の権力者達や日本の政治家達が、物質至上主義の呪縛から解放されて霊性を発揮して欲しいものだ。そして、一人でも多くの人が内なる霊性に向かい、安らぎと希望に満ちた日々を過ごせますように祈りたい。
よいお年を!!
(2022年12月30日)
笑顔に感謝
コロナ禍に入ってもうじき3年になる。厚労省と海外大手薬剤メーカーとの間でどのような契約があったのか?
ワクチン爆余りで5億回分位が廃棄されるらしい。1回分当たり2600円なので、ここでの税金のムダ使いは1兆円を超える。
物価は上がり電気料金については家計の圧迫を免れない。政府に対する不信感も上昇中。あれやこれやとうんざりする情報の中で、我慢を強いられている今日此ノ頃ですが、私は日々患者さん達の笑顔に救われている。有難い。
あと5ヵ月で当院は20周年を迎える。患者さん達に支えられて存続できたという感謝の思いを伝えたい。現在、職員全員で具体案を準備中なので、ホームページ等で時々チェックしてみて下さい。
(2022年12月7日)
年末に
今年も暮れる。
新型コロナの騒動は、もうじき2年に及ぶ。
’20 11月から’21 3月の東京都のデータでは、新型コロナが原因で亡くなった方々の平均年令は82.2歳だったとのこと。
反面、経済的困窮や将来不安などで自殺する若年者は増えているだろうが、明確な統計は判からない。
私事ですが、8月に姉が他界し(新型コロナではありません)喪中の為、年賀は失礼させて頂きます。
(2021年12月30日)
飲食について
ホームページのリニューアル版になりました。スタッフのみんな御苦労様でした。今後も微修正等あるかもしれませんが、頑張ってね。
さて、診療中に患者さんから私の飲食について、たまに質問されることがあります。
2004年6月「少食は健康の源」をメッセージに載せてから17年が経ちました。30年来の1日2食は変わりませんが、私の飲食量は自然に減りました。最近の平均的な平日は飲み物では朝に麦茶100ml、午前中はコンビニコーヒー200ml(約40kcal)、水は1日中チビチビと1口づつ飲んで1日1100~1500ml(平均1300ml)です。帰宅してからはビール700mlとサワーかハイボール400mlで飲酒し、夕食時に味噌汁は作らず麦茶200ml位を摂っています。
次に食べ物では昼におにぎり1個(180kcal)夕食は9時頃に野菜(生と加熱の両方)大豆食品は必須で、チキンか魚(缶詰や刺身)を摂り、御飯は小さい茶碗に8分目(80gで130kcal)で夕食のカロリーは平均800kcal位です。また果物や甘味は年に数回、頂き物で味見をする程度で殆んど摂りません。
高齢になると、身体は省エネ体質になっていくようで、この3年くらいは体重もほぼ不変で、体調も良いです(ちなみにストレッチ、軽い筋トレは毎日やっています)。
ただ、飲食内容を変えていくには、年月をかけて少しづつ、身体の調子と相談しながら工夫をすることが肝要です。巷では免疫力を高める効果があるということで1日1食健康法とか、プチ断食とか紹介されていますが、少しづつのチャレンジを継続することが、そして自分の体調を決して無視しないことが重要です。
P.S. 新型コロナウイルスのワクチンの効果は、感染予防ではなく接種した個人の重症化予防であることをお忘れなく。
(2021年8月28日)
社会的病理
自分の考えを述べることを、こんなに躊躇するとは… 今の日本社会、世間には「イライラ」が蔓延していて何を言っても誹謗中傷されてしまいそうだね。
同調圧力とか、困ったもんだ。
まるで戦時中のようだ。
まだ、しばらく黙っていようと思う。
当診療所では、今ホームページをリニューアル作業中…(スタッフが総力をあげて頑張っています)
お楽しみに!
(2021年7月14日)
ユーマーク
(ユーマーク)は、unity、universeを表現したものです。「全にして一なるもの、 一にして全なるもの」・・・今まで二極的だった(そう思っていた)ものが、妙にバランスのとれた調和と、それらを包含する一なるも のに帰することを識る時、大いなる喜びが生ずるものである。・・・そんな思いで創りました。
(2003年6月)
全文ダウンロード
印刷用(PDF形式)はこちら
A4印刷用。診療所待合にあるファイルと同一です。PC・タブレット画面での閲覧にも適します。
電子ブック(EPUB形式)はこちら
スマートフォンで閲覧するのに便利です。iPhoneは標準アプリの「book」が対応。Androidは各種電子ブックリーダーアプリでご覧になれます。
目次
2003年
- 2003年 6月 ユーマーク
- 2003年 7月 インディゴチルドレンの詩「生きる」
- 2003年 8月 シリーズ1 呼吸(その1)横隔膜の運動
- 2003年 9月 シリーズ1 呼吸(その2)リラックス
- 2003年10月 シリーズ1 呼吸(その3)呼吸を意のままに
- 2003年11月 シリーズ1 呼吸(その4)呼吸を活かす—呼吸とイメージ
- 2003年12月 今年は、初雪が…
2004年
- 2004年 1月 年頭に当たり…
- 2004年 2月 シリーズ1 呼吸(その5)空気
- 2004年 3月 シリーズ1 呼吸(その6)呼吸法
- 2004年 4月 シリーズ2 食(その1)快食
- 2004年 6月 シリーズ2 食(その2)少食は健康の源
- 2004年 7月 シリーズ2 食(その3)砂糖取締法
- 2004年 9月 シリーズ2 食(その4)レイプ
- 2004年10月 シリーズ2 食(その5)飲み物
- 2004年11月 シリーズ2 食(その6)カロリーコスト
- 2004年12月 シリーズ3 活動(その1) 自然の理(ことわり)
2005年
- 2005年 1月 シリーズ3 活動(その2) 体の活動(体操)
- 2005年 2月 シリーズ3 活動(その3) 体の活動(筋トレ)
- 2005年 3月 シリーズ3 活動(その4) 頭の活動
- 2005年 4月 シリーズ3 活動(その5) 心の活動
- 2005年 5月 シリーズ3 活動(その6) 自己表現と他者
- 2005年 6月 シリーズ3 活動(その7) 自己統合1
- 2005年 7月 シリーズ3 活動(その8) 自己統合2
- 2005年 8月 シリーズ4 無題(その1) ふと思うこと
- 2005年 9月 シリーズ4 無題(その2) 芽
- 2005年11月 スタッフ募集(終了)
- 2005年12月 シリーズ4 医の話(その1) 長所短所
2006年
- 2006年 1月 シリーズ4 医の話(その2) 東洋医学
- 2006年 2月 シリーズ4 医の話(その3) 西洋医学
- 2006年 3月 シリーズ4 医の話(その4) ウイルスと抗生剤
- 2006年 4月 シリーズ4 医の話(その5) …一息ついて
- 2006年 5月 シリーズ4 医の話(その6) …予定
- 2006年 6月 シリーズ4 医の話(その6') 生命維持装置
- 2006年 7月 シリーズ4 医の話(その7) 寝たきり老人(1)
- 2006年 8月 シリーズ4 医の話(その8) 寝たきり老人(2)
- 2006年 9月 シリーズ4 医の話(その9) 脱線話で「博士号」
- 2006年10月 シリーズ4 医の話(その9′) 脱線話で「物理学」
- 2006年11月 シリーズ4 医の話(その10) 高額医材
- 2006年12月 シリーズ4 医の話(その10') 高額医材
2007年
- 2007年 1月 新年あけまして…
- 2007年 2月 シリーズ4 医の話
- 2007年 3月 この春は…
- 2007年 4月 脱線話で「CO2」
- 2007年 6月 「平等」
- 2007年 7月 シリーズ4 医の話(その11) 科学信仰(1)
- 2007年10月 スタッフ募集(終了)
- 2007年11月 シリーズ4 医の話(その11) 科学信仰(2)
- 2007年12月 シリーズ4 医の話(その11) 科学信仰(3)
2008年
2009年
- 2009年 1月 シリーズ4 医の話(その13) 医とメディア
- 2009年 2月 シリーズ4 医の話(その14) 医のあり方—ヒトと自然(1)
- 2009年 3月 シリーズ4 医の話(その14) 医のあり方—ヒトと自然(2)
- 2009年 4月 タイムリーに…
- 2009年 6月 厚労省発信の…
- 2009年 7月 提案
- 2009年 9月 今月も忙しくて…
- 2009年10月 ごめんなさい
- 2009年11月 このページにうかつな事はかけない?
- 2009年12月 今年も早っ!
2010年
2011年
- 2011年 1月 謹賀新年
- 2011年 3月 この度の震災に関連して想うこと(1) 番外編
- 2011年 4月 この度の震災に関連して想うこと(2) ソーシャル・ゼロ
- 2011年 4月 この度の震災に関連して想うこと(3) 放射性物質と放射線
- 2011年 4月 この度の震災に関連して想うこと(4) 無知、そして差別
- 2011年 5月 この度の震災に関連して想うこと(5) 20ミリシーベルト
- 2011年 6月 この度の震災に関連して想うこと(6) 断片
- 2011年 6月 この度の震災に関連して想うこと(7) 現代の731部隊
- 2011年 8月 この度の震災に関連して想うこと(8) 敗戦後66年
- 2011年12月 2011年、色々な…