カラー治療
経絡治療とは?
経絡とは中国伝統医学で提唱されている「気の流れの道筋」のことです。
「気」とは現代医学ではその存在を証明されてはいませんが、生体を流れる生命エネルギーと考えられます。
漢方では人体をめぐっている「気」「血」「水」の流れが滞ったところに病(やまい)が生じると考えられています。
このうちの気の流れを整える治療法として、経絡上の経穴(ツボ)に作用する鍼灸などが行われてきました。
それらは漢方生薬を内服する治療法とともに、漢方治療の大きな柱の一つです。
当診療所では近年考案された経絡治療である加島式カラー治療を提供しています。
カラー治療とは?
愛媛県松山市在住の鍼灸師である加島春来氏によって考案されました。
色のついた布の小片を経穴(ツボ)にテープで貼ります。症状・疾患に応じて、用いるカラーの種類が異なります。
鍼灸など従来からある経絡治療に比べ、痛みを伴わず、簡便であるため採用しています。
探索棒と呼ばれる、内部にカラー布が収められたペン型の金属性の棒を用いて必要なカラーを選択・ツボの選定を行います。
当診療所で使用している探索棒
カラー布は多種にわたるため
キャビネットに整理