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職員旅行で長崎へ

11月15日~17日長崎へ職員旅行に行ってきました。ハウステンボスと長崎市内観光の旅程でしたが、実際訪れて予想以上に皆の興味を引いたのが出島でした。

出島は、鎖国の時代にオランダとの貿易の窓口としての役割を果たした人工の島です。明治時代に周囲が埋め立てられ、当時の姿は失われましたが、現在復元事業が進められています。

出島の模型「ミニ出島」
出島の15分の1模型である「ミニ出島」

江戸時代と明治時代の街並みが復元されており、オランダ人の住居や貿易品を収める蔵、日本の役人の詰め所などが並びます。それぞれに展示品があり、詳しい説明がパネルや動画で紹介されています。どれも興味深く、つい見入ってしまい、予定した時間をオーバーして見学しました。

当時の輸入品の説明では、砂糖と並んで丁子(ちょうじ)、蘇木(そぼく)という現在当院でも用いる生薬があったのが目を引きました。それらの原産地が南方であることを改めて思い返しました。ちなみに、丁子は「屠蘇散」にも配合されています。蘇木は当時は染料としての用途が主だったそうです。

解体新書の展示
「解体新書」の展示もありました

出島の他はハウステンボスのクリスマスイルミネーションやVRアトラクション、長崎市内の中華街やグラバー邸など、見所が多く、楽しませて頂きました。

ハウステンボスで集合写真
ハウステンボスにて
ハウステンボスの展望タワーからの眺め
ハウステンボスの展望タワーからの眺め

ブログ編集部

2023年12月7日

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