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丸山式ゴマ軟膏の作製裏話~キッカケ編
所長が軟膏を作製したキッカケ
「化学物質を使わず自然界にある物だけを材料に、口に入っても問題の無い安心して使える軟膏を作りたい。」
所長がその思いで軟膏を作製したのは、所長の愛犬(黒柴)と私の妹がアトピー性皮膚炎だった事でした。
私と私の家族は、丸リハ開院前から皆が所長の患者でお世話になっていたので家族ぐるみのお付き合いがあり、所長が開院準備で忙しい時は愛犬を預かる事もありました。
家族の中でも妹は特にお世話になっていて、結婚後は埼玉県に住んでいたのですが水も空気も合わなかったようで、アトピー性皮膚炎の症状が悪化し、埼玉の皮膚科から塗り薬を処方してもらい使っていました。ある時その塗り薬が強いステロイド剤だったことを知り、驚いて丸山所長に相談しアドバイスと指示を受けて東京に引っ越しもしました。ステロイドの塗り薬の使用をやめた後、しばらくは皮膚の状態がかなり悪く大変だったようです。
2000年秋、所長が多忙で愛犬を度々我が家で預かるので、犬好きの妹は療養と気分転換をかねて一時新潟に戻りました。
口元の毛が一部抜けて痒がる愛犬。皮膚が硬くボロボロと落ち、掻かずに体を擦るようにして痒みを我慢する妹の姿。
妹は皮膚科で処方された塗り薬がステロイドの強い薬だと知らずに使っていたため、塗り薬に対して不安と不信感でいっぱいだった事と、犬が舐めても大丈夫なようにと安心して使える軟膏を作ろうと所長は思ったそうです。
ゴマ軟膏の試作品を作る際、私の家の台所で行う事になりました。(所長の住いは単身赴任者用住居のため、台所はかなり手狭だった。)
試作する為に材料を揃える事から始めました。
ブログ編集部
2023年11月1日